LG SOLAR MAGAZINE
No.002

太陽電池モジュール1枚の故障で
大きな損害がでる理由

太陽電池モジュールの保証は、出力保証と製品保証の2種類があります。
しかしトラブルが起きても適用されないケースも多くあり、メーカー保証の内容を疑問視するユーザーもいます。
長期にわたる屋外設置の太陽電池モジュールだからこそ、保証内容は軽視できません。

長期間にわたり、屋外に設置されたままの太陽電池モジュールには、私たちの想像を超えるストレスがかかっています。
そのため、何らかの要因によって、モジュール本体に故障トラブルが発生することは、珍しいことではありません。
特に長い間、適切な点検やメンテナンスが施されていないモジュールの場合、相当な故障リスクを負っていることを覚悟したほうがいいでしょう。
一般的な太陽光発電の仕組みでは、複数のモジュールが、ループするように直列で繋がって1つの回路をつくり、回路のプラス極とマイナス極がそれぞれの回路用ブレーカーに入るという構造になっています。
ループ状に繋がっているため、たった1枚のモジュールにトラブルがあると、その回路の発電量に大きな影響を与えてしまいます。
また、1枚のトラブルによって回路内の他のモジュールに余計な負荷がかかるため、問題のあるモジュールを早めに交換しなければ、新たなトラブルを引き寄せてしまう原因にもなってしまいます。

モジュールメーカーが提供している2つの保証

太陽電池モジュールを製造するほとんどのメーカーは、製造工程の中でいくつもの品質検査をおこなっており、検査に合格したモジュールのみ出荷されています。
そのため、モジュールの故障トラブルの原因の多くは、出荷した後の運搬や施工時におきる何らかのアクシデントや自然環境による負荷によるものです。
これらのトラブルの原因を避けることは、とても難しいことですが、モジュールメーカーは、太陽光ユーザー様の利益を担保するために、主に「発電保証」と「製品保証」の2種類の保証サービスを設けています。

「発電保証」の適用にはデータによる証明が必要

モジュールメーカーが提供している発電保証、通称「出力保証」は、故障が疑われるモジュールが、規定に沿った施工・運用にも関わらず、何らかの要因によってメーカーが提示している最低出力を下回った場合に、無償で修理もしくは交換をする保証のことです。
20年から25年の保証期間を設けているメーカーが多いのですが、ユーザー様による保証の利用率はそれほど多くありません。
その理由として、保証の適用条件を満たしているかをメーカーに証明することが難しいことが挙げられます。
出力保証を適用するには、メーカーが示すモジュールの出力基準を大幅に下回っていることをデータで示す必要があり、定期的な電気点検やデータの管理をしていなければ、不良であることを証明できないばかりか、モジュールの特定すらできません。

通常、太陽電池モジュールは、経年劣化によって1年間に約1%程度の出力低下が見込まれています。10年で約10%、20年で約20%の出力低下が起きる計算です。 これは、電子機器という性質上、やむを得ない現象ですが、こまめなメンテナンスを施すことで軽減することができます。
しかし、メンテナンスコストがかかり過ぎてしまうと、せっかくの導入メリットが減少してしまいます。
費用対効果のよいメンテナンス会社を選定し、もしもの時に備えて必要なデータを管理しておくとよいでしょう。

「製品保証」の期間が品質への自信

太陽電池モジュールを購入したユーザー様から、もっとも重宝されている保証が「製品保証」です。 これは言い換えると、メーカーによるモジュールの品質保証であり、モジュールの製造において品質に問題があった場合にその瑕疵を認め、無償で交換するという保証です。 故意による破損や盗難、また、自然災害による損壊は、加入されている火災保険等での対応となり、製品保証の適用外となります。
一般的な電気製品では、概ね1年間の製品保証が付与されていますが、太陽電池モジュールの場合、20年以上稼動することが前提となる電子機器のため、多くのメーカーでは10年から12年の製品保証が一般的です。
太陽電池モジュールは、長期間にわたり常にタフな環境下にさらされており、経年劣化や管理方法などを考慮すると、長期間の製品保証はメーカーにとって大きなリスクのようにみえます。
しかし、裏を返せば「その期間を保証するだけの品質がこの製品にはある」というメーカーの自信の表れであり、さらにはメーカーによる「オーナーの利益を守る期間」ともいえるでしょう。

LGモジュールは「製品保証」も25年

太陽光ユーザー様が、製品保証を適用申請される時期でもっとも多いのはモジュールを設置した数か月から1年後の初期不良によるもの、
もうひとつは設置から10数年以上が経った時期です。
運用期間が20年以上にもなる太陽電池モジュールですが、10年前後で製品保証が切れてしまうことは、ユーザー様にとって非常に致命的となります。
多くのメーカーは、設置から10年ないし12年の保証期間を設定しており、それ以降は有償による修理・交換となります。
当然、保証期間が切れた後は、必然的に自費で新しいモジュールを購入し、交換をしなければなりません。故障の原因がメーカーの品質によるものだとしてもです。
この問題についてLGは、ユーザー様の不利益を徹底的に排除するという方針から「製品保証25年」という、他社には決して真似ができないサービスを提供しています。
これは、LGモジュールの品質に対する自信の表れであり、加えて、ユーザーファーストを謳う我が社のポリシーを形にしたものでもあります。
もちろん、出力保証も製品保証と同様に、設置から25年の期間を保証し、ユーザー様に安心して導入していただく体制を整えています。

LGの太陽電池モジュールは確かな品質と長期保証をお約束します

導入する太陽電池モジュールを選ぶときには、品質の良さだけでなく、価格や取り扱いやすさ、認知度など様々な検討材料があります。 しかし、つい見落としがちなのが保証内容と保証期間です。
前述しましたが、20年以上もの長い期間、屋外のタフな環境にさらされるモジュールは想像以上のストレスをうけています。
LGでは、様々な気象ストレスを想定した耐性テストを合格したモジュールのみを出荷しており、品質への絶対的な自信があります。
その自信の裏付けとなる2つの長期保証は、ユーザー様に安心して長期運用いただくための必要なサービスとして提供させていただいています。
安定した太陽光発電の運用をご検討されているユーザー様は、ぜひ当社LGまでお気軽にご相談ください。